ドラマ好き娘の独り言

ドラマの魅力を伝えたい、!!※ネタバレ注意

ざんねんないきもの事典 #01

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第1話「オランウータン」、あらすじ。

動物園でオランウータンを眺めている中年サラリーマン・犬養草介(三宅弘城)。草介は、上司から期待を寄せられている年下の上司・宇多賢人に叱咤された出来事を思い出し、落ち込んでしまう。するとそこに、神様(竹中直人)が現れ、オランウータンの生態に宇多がよく似ていると話し始める。


以下、ネタバレ含みます。ご了承ください。

シリーズ本の初実写化。
2分30秒のミニドラマで全24回の放送です。

ドラマに登場するのは、原作に登場する動植物たちの生態にそっくりの現代人たち。 神様役の主演・竹中直人が、“ざんねんだけど愛おしい”動植物と現代人たちのそっくりポイントを、毎話1種ずつ解説します。

ひょっこり現れる神様の解説が的確で、ジワジワ面白いです。笑

どんより暗い雰囲気全開で登場する犬養草介。
自分より若い上司に叱られて、本当は助けてほしいと叫びたい気持ちでいっぱいなのです。
誰もがその上司みたいに、期待に応えられるわけではないのに、、
と、オランウータンを見ながらため息ばかりついている犬養。
そんな犬養の後ろにひょっこりと、神様が現れオランウータンのオスと上司が似ていると言い出します。
いきなり現れ動揺している犬養をよそに、神様は動物の解説を始めます。

そんな神様からの言葉を聞いて、犬養は上司も弱気になっていたところを思い出します。
上司も実力以上の評価をされ、期待に応えるので必死だったのかもしれない。と思うことができ、
苦しんでいるのは自分だけではない、と思い改める犬養。

オランウータンを見て、元気をもらい、またやる気を出す。
折れても折られても頑張り続ける感じが、なんというか、
日本人らしいなぁと思います。

「ざんねんないきもの」とは、一生懸命なのに
どこかざんねんないきものたちのこと。
かっこ悪いのに、嫌いになれない。
そんな人間模様が愛おしく感じられるドラマです。



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